建物の仕組みって・・・
皆さんいかがお過ごしですか?正月気分が残ったまま早2月に突入、いかんいかん、気を引き締めねばといった私と同じ方もきっといらっしゃると思います。
「事務所での会話」シリーズも好評?いただいておりますが、今回はあまり一般の方にはお目にかかれないところを見ていただきたいと思いました。
上の画像は千葉県富里市で当社が施工した外壁工事の様子です。これは初日、まだ骨組みどころかほぼスケルトン状態、中まで丸見え状態です。この建物は鉄骨組みの建物で茶色い物体は錆止めを施した鉄骨の各部材です。鉄骨造の建物も木造の建物と構造の考え方はほぼ一緒で、角や要所要所に柱(柱)を立ててそこに桁(けた)や梁(はり)で構造体(骨組み)を作ります。それで屋根・外壁などの外部工事や電気・空調といった設備、内装をすれば完成となります。言うほど簡単ではありませんが(笑)
さて、この状態でいきなり外壁の板を施工すると何かあったときにすぐに雨漏りの恐れがありますので、防水シートの施工をします。それがこちら
この状態でとりあえず雨が降っても中に入る心配はなくなりました。木造住宅の場合、タッカーと言うホチキスみたいな物でベニヤや柱に留めて施工していきます。しかし、鉄骨にホチキスでは歯が立ちませんので、スプレー糊を使い、接着工法で施工します。防水シートはピンッと張るのがコツ。そうすれば、貯まることなく水は下に落ちていきます。(^^)簡単そうですが実は意外と熟練した技術が必要なんですよ。 どうですか?きれいに張れているでしょ?こうしたちょっとしたノウハウですが、いい加減にすることなく徹底することで漏水を防ぎ、品質の良い建物の建設ができるようになるんです。
この後、手前にある外壁の本体を鉄骨に金具を止めて施工していきます。サイディング板(外壁)が高い防火基準をクリアーできるようになってからはこの工法が段々と増えてきています。きっと皆さんが大好きなあのファーストフードのお店、いつも通っているあのスーパーなんかも中身はこんな感じになっているかもしれませんね。
今回は外壁の裏側のおはなし、本体の施工はまたの機会に。
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