何から始める？家づくり

こんにちは、代表取締役　大塚　です。

来年の消費増税に向けて、住宅の取得を本気で考える方も多いようです。

よーし、家を買うぞ！！と思い立ったはいいものの、何から始めたらよいのか分からない。

でも、じゃあ、住宅の設計をしてから土地探し？銀行へはどのタイミングで？土地だけ自分で探せるの？面倒？

そこで今回は、家づくりって何から始まるの？という素朴な疑問に答えます。

題して「何から始める？家づくり」

 

まずは決定的に違う、建売と注文

家を買うと言っても　たくさん種類がありますよね。

まずは大きく、中古か新築か。

マンションか戸建てか

建売か注文か

中古物件、新築のマンションと建売は立ってる中で決まる（その中で選ぶ）ので、決めた物件で銀行の審査を通れば契約を結べます。

ですから、わりと手間はかからないかも知れません。

問題なのは注文住宅を建てたいと思った場合です。

間取りは自分の自由。好きな地域で。憧れのプラン。

そうです！注文住宅の醍醐味はすべてがオーダーメイドのこだわりを実現できる、またとないチャンスなのですが、

では、実際なにから始める？

 

土地探しから始めると効率が良いのはなぜか？

簡単に答えると、注文住宅の場合、土地選びを最初にするとより計画がより具体的に進みます。

次に施工会社、ローンを組む銀行の順で決めると無駄がないですね。

なぜか？土地の状況、団地内の協定、地区条例、地盤状況、方角など様々な土地の条件によって工事の内容も費用

も変わってきます。

下水やガスの引込工事が必要な場合もあります。

ですから、どの土地を候補にしているのかをきめた方が間取りのプランニングもしやすいですし、概算計上での

上物の見積もりもすぐに出ます。

同じ条件の土地で、どのようなプランニングをしてくれるのか、施工会社の検討材料にもなるでしょう。

土地の所在地によってはせっかくの第一候補の施工会社の施工エリアから外れる場合もでてきます。

銀行ローンの審査も、基本的には土地+建物の総額と収入額での検討ですので、どのくらい借りれるのか事前審査

というローンの仮の申し込みができるようになります。

こうすることで、敷地と建物にどのくらいの予算をかけられるのかが、はっきりします。

 

銀行ローンはどのタイミングで申し込む？

土地と建物の大体の予算が分かれば、総合的な予算が決まります。

ここで、前項でも少し触れた「事前審査」なるものを銀行に打診します。「この土地とこの建物をこのくらいの

予算で建てますが、ローンを貸してもらえますか？」という、ローンの仮申し込み的なものです。

一週間前後で結果が出ますので、そこでＯＫが出れば、いよいよ本格的な打合せとなっていきます。

この事前審査を通した後に、土地や施工会社を変えることももちろん大丈夫です。

ただし、本審査ではないので、事前審査を通ったからと言って、車のローンを契約したりすると、いざローンを

組む時に減額されたり、最悪は通らないこともありますので注意が必要です。

また、施工会社を回るたびに、事前審査を勧められて、同じ書類をかかされることもあるそうですが、

事前審査は１回で十分。

ある銀行員さんの話によると、何回も（事前審査を）通すと審査する保証協会が、むしろ、不審がるそうです。

ので、こちらにも注意が必要かもしれません。

 

インテリア・モロの統計的には？

弊社にご相談にいらっしゃるお施主様のほとんどは、土地の候補をお持ちの方。

中には銀行で事前審査という、どのくらい借りれるかの審査を他社プランで出した方も。

どちらにしてもまだまだ施工会社を検討中という方が約８割方。

弊社で土地の紹介もできますが、やはりこだわるお施主様たちは私たちが紹介する前に土地をご自分たちで情報

を取得し、足を運んでいらっしゃるようです。

子供の通う学校、通勤圏内、買い物、病院、交通手段、実家との距離、日当たり、ご近所さん、その他いろいろ

なことを心配し、悩まれています。

でも大丈夫！同行して、土地の決定の際のアドバイスや近隣の地盤の情報も提供したりしています。

このあと、土地と施工会社が決まると設計契約を結び、いよいよ本格的な間取りづくりとなっていきます。

ちょっと手間がかかりそう？そうかもしれません。でも、きちんと計画して不安要素をひとつづつ消していけ

れば、自分の動線にあった快適な住居が建てられます。

一生に一度の大きな買い物、時間がかかりそう、面倒臭そう、と思わず、一度注文住宅の扉をたたいてみる

のはいかがでしょうか？