｢月刊　事務所での会話　３月編｣

暑かったり、寒かったり、強い風が吹いたりで季節の変わり目真っ只中ですが、皆様いかがおすごしでしょうか？
今月のテーマは「卒業」。どんな会話が飛び出すやら・・・

千夏：今日、いろんなところで卒業式なんですね。きれいな服着た親子がたくさん通りますよ。

良子：もうそんな時期なんだね～。去年の今頃はちなっちゃんも卒業式だったんだよね。早いというか、たった一年というか。やっぱり社会人になると違うね。

千夏：私、今年は　夜更かし　から卒業しなきゃって思ってるんですよ。休みの日に早寝早起きしたら一日をもっと長く使えると思うので。

正芳：休日限定？仕事の日もお願いします。

良子：偉いね～。じゃあ、わたしはそろそろ　ピチピチギャル　から卒業かなぁ？３児のママらしくしようっと。

正芳：大丈夫、誰もそれ以外に思ってないから。しかも　ピチピチギャル　って、半分私語じゃない？

千夏：そんなことないですよ。良ちゃん、とっても可愛いママですよ。まだまだいけますよ～！

正芳：調子に乗らせるな。

良子：え～？そう～？そんなことないよ～！　ウフフ

正芳：ええ、その通り、そんなこと無いです。

千夏：社長は何かないんですか？卒業したいもの。

正芳：あんまり思いつかないけど、強いて言うならゴルフのスコアをもっと良くしたいなぁ。ダフリ卒業。

良子：ゴルフ自体卒業すればいいのにね。

千夏：あ、私、もう一個卒業したいものありました。
今年は成人するし、自分の仕事をもっと一人でこなせるようになりたいです。
最近、現場にも一人で行けるようになったし、ちょっとは図面も描けるようになってきたし、春からは内定中の新人さんも入ってくるし、もっと社長をサポートできるように新人気分卒業します。

正芳：ふ～ん、じゃあ、俺はそろそろ見積もり作り卒業してコンビニに行ってくる。あと、よろしく。

千夏：ああ、行っちゃった。一人だけずるいなぁ。見積り作りの卒業ってただの休憩じゃないですか！

良子：結構外でうれし泣きしてたりして。ああ見えて涙もろいんだよね。それでは、ちなっちゃん、新年度もよろしくね。

千夏：はい！

この話はフィクションです。